もし誰かに「一番好きなアーティストは誰?」ときかれたら、
私は「人間国宝の芹沢銈介先生」と答えるでしょう。
生まれた時から民藝の家に育った私は、
柳先生、芹沢先生、濱田先生と、
大人たちが毎日口にする名前がどんな人なのかはわからないけれど、
子供心に偉い人たちなんだなあと思って聴いていました。
ゴッホやピカソやルノアールみたいに、
世界中のみんなが知っているアーティストだと思っていました。
現実には、民藝はマイナーな世界だとも知らずに。
大人になり、本物のゴッホやピカソやルノアールもこの目でしっかりと観てきました。
もちろん、巨匠たちの絵は素晴らしく、心に響く迫力や美しさがありました。
それは好きとか嫌いとかいう次元ではない、圧倒的な存在感で、
一生のうちに何回か観れば良い身近ではないものでした。
へへへ、比べるものが極端でしたね(汗)
さて、
人間国宝と聞くと、
”高価で手の届かない、触れてはいけない、飾っておくもの”
そういうイメージだと思います。
でも、民藝系の人間国宝の方の作品は、
使ってこそ意味のある物ばかりです。
芹沢銈介の”型絵染”は、
温かみがあり、親しみやすい作風で、
何度見ても飽きないのです。
そして、どの作品も一切手を抜いていないのです。
着物、帯、のれん、屏風、絵本、カレンダー等本当に色々なものを染めています。
型染めだけでなく、額絵、ガラス絵、板絵、本の装丁や照明のデザインまで
手がけています。
以前にも書きましたが、《備後屋》のショップカードも彼の作品です。
やはり民藝の世界では”神”と呼ばれるほどですから、
他の民藝系の作家さんたちの作品より高価です。
しかし、それだけの価値があると私は確信しています。
詳しくは、静岡市立芹沢銈介美術館のウェブサイトをご覧ください。
只今、”パリのセリザワ”展が開催中です。
40年前にパリで催された個展の記念展です。
http://www.seribi.jp/exhibition.html
実は、私”ずぼんぼ”、このポスターの「いろは」の着物を持っています。
そして、先日お初釜がありまして、初めてこの着物に袖を通しました。
帯も、芹沢先生の手描きの帯です。
現実には、民藝はマイナーな世界だとも知らずに。
大人になり、本物のゴッホやピカソやルノアールもこの目でしっかりと観てきました。
もちろん、巨匠たちの絵は素晴らしく、心に響く迫力や美しさがありました。
それは好きとか嫌いとかいう次元ではない、圧倒的な存在感で、
一生のうちに何回か観れば良い身近ではないものでした。
へへへ、比べるものが極端でしたね(汗)
さて、
人間国宝と聞くと、
”高価で手の届かない、触れてはいけない、飾っておくもの”
そういうイメージだと思います。
でも、民藝系の人間国宝の方の作品は、
使ってこそ意味のある物ばかりです。
芹沢銈介の”型絵染”は、
温かみがあり、親しみやすい作風で、
何度見ても飽きないのです。
そして、どの作品も一切手を抜いていないのです。
着物、帯、のれん、屏風、絵本、カレンダー等本当に色々なものを染めています。
型染めだけでなく、額絵、ガラス絵、板絵、本の装丁や照明のデザインまで
手がけています。
以前にも書きましたが、《備後屋》のショップカードも彼の作品です。
やはり民藝の世界では”神”と呼ばれるほどですから、
他の民藝系の作家さんたちの作品より高価です。
しかし、それだけの価値があると私は確信しています。
詳しくは、静岡市立芹沢銈介美術館のウェブサイトをご覧ください。
只今、”パリのセリザワ”展が開催中です。
40年前にパリで催された個展の記念展です。
実は、私”ずぼんぼ”、このポスターの「いろは」の着物を持っています。
そして、先日お初釜がありまして、初めてこの着物に袖を通しました。
帯も、芹沢先生の手描きの帯です。
長年眠っていた着尺を昨年仕立てて、
この度やっと日の目を見る機会を得ました。
素晴らしいお道具でした。
「今年も一年が変わらず良い年でありますように」という意味で、
毎年お初釜には同じお道具を使うそうです。
師匠の美しいお点前。
最後は福引きがあり、
《備後屋》で買って頂いた”鯰乗り酉”も景品に。
春告鳥が鳴きそうに暖かく、佳き一日でした。
この度やっと日の目を見る機会を得ました。
素晴らしいお道具でした。
「今年も一年が変わらず良い年でありますように」という意味で、
毎年お初釜には同じお道具を使うそうです。
師匠の美しいお点前。
憎い演出!フォーチュン和菓子。
私が引いたのは、「袖振り合うも他生の縁」
とても意味深いお言葉。
人との縁はすべて単なる偶然ではなく、前世で結ばれた深い因縁によって起こるものだから、
どんな出会いも大切にしなければならないという仏教的な教えに基づく言葉なのです。
そして、これは上方(京都)”いろは”かるたの一つ!
繋がりました!
《備後屋》で買って頂いた”鯰乗り酉”も景品に。
春告鳥が鳴きそうに暖かく、佳き一日でした。
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