《備後屋》は、2021年10月16日(土)から10月18日(月)まで三連休となります。
どうぞよろしくお願いいたします。
BINGOYA is temporary closed 2021/10/16(Sat)~2021/10/18(Mon)
「令和2年7月4日、熊本県人吉地方での豪雨災害から1年以上が経ちました。
日頃は穏やかに清らかに流れる球磨川が氾濫し人吉全域が濁流にのまれてしまいました。
見渡す限り泥色となった町並み、今では家屋の解体等進み、
更地が目立つようになってしまいました。
人吉市民、懸命に頑張っていますが元に戻るにはかなりの日々がかかりそうです。
そういう中、お陰様で仕事に復帰することができました。
住まいも一年過ぎた頃から改修が始まり、どうにか元に戻り、住めるようになりました。」
というお手紙と共に、住岡忠嘉さんより花手箱が沢山届きました。
本当に大変なご苦労をされた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
花手箱は約800年前平家の落人が人吉に逃れて来て、
華やかな京を偲んで作り始めたと言われる郷土玩具です。
私も大好きで、子供の頃から色々な大きさの花手箱を使って来ました。
大きい箱はリカちゃんやバービーのベッドとして使っていたのを思い出します。
中にはお人形さんの衣装を入れていました。
いつ見ても飽きない、大胆な椿の柄。
何度も日本のグッドトイ100選に選ばれている、納得です。
花手箱と一緒に作られている、きじ馬
その昔こちらは男の子の遊び道具でした。
1メートル位の大きなきじ馬に乗って足で漕いだり、大人が引っ張ったりして遊んでいたそうです。
ちょうど花手箱が届いて間もなく、
お客様が「川が溢れた!まちが沈んだ日 生きる力をくれたキジ馬くん」という本を持っていらっしゃり、「ぜひ読んでみて!」と置いていってくださいました。
郷土料理レストランの前にいて、地元の皆さんに親しまれていた、800kgの重さ、約4.5mもある巨大なキジ馬くんが球磨川の氾濫で流されてしまいました。約1週間後60km下流の河口、それも入江で漁港の桟橋に横たわっていたのを発見されました。
皆さんの協力で、クレーンで引き上げ、トラックに乗せられて戻って来ました。
生還したど根性キジ馬くんを我が子のように誰もが抱きしめ、感動と喜びで涙しました。
そして今日もキジ馬くんは、大きな瞳で笑って、
地元の人たちに大切にされているそうです。
この本で感動したのは、人吉球磨の人々にとってきじ馬は大切な郷土の誇りだということはもちろんのこと、「球磨川は恵みをもたらす母なる川」、その川に命をおびやかされる目に遭っても、「やっぱ、球磨川大好きたい!」
「人吉球磨は、日本一の豊かな隠れ里たい!」
と球磨川を憎むことなく讃えていることです。
人吉球磨の1日も早い復興をお祈りしております。

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