2013年9月29日日曜日

三春駒

日本三大駒のひとつ、福島県の三春駒の小さいのが入荷しました。
今まで実物は、大きな三春駒しか見た事がなかった”ずぼんぼ”なので、
その小ささに思わず「かわいい〜!」と叫んでしまいました。

4号¥2940 3号¥2000

3号は、こんなに小さな手の平サイズ

小さくったって、手抜きは一切なし。とっても素朴なおうまさんです。

大きな7号と比べると、大きさの違いがわかるでしょ?


三春駒は福島県郡山市の伝統工芸品です。
本来の名前は高柴子育木馬(たかしばこそだてきんま)といい、昔三春藩領であったため明治以降“三春駒”と呼ばれるようになりました。

木馬(きんま)とは、馬の安産を祈願して、村の入口などにある馬頭観音に供えてある木馬を、一体借りて来て神棚に祀り、出産が無事終わると、もう一体を自分の家で作りニ体にして元の馬頭観音に返しました。

↑これって、岩手花巻の忍び駒のお話に似ていますね。
あちらは、縁結び祈願ですが…


田村麻呂将軍が8世紀の奥州征伐の時、清水寺の僧・延鎮(円珍とも)が小さい駒の木像を100体作って贈ったところ、戦場で苦戦を強いられていたとき、どこからともなく100人の騎馬隊が現れて、敵を倒し、去っていきました。
その後村人がそこで汗びっしょりで頭を垂れた木彫の駒を見つけ、家に持ち帰りました。
清水寺の100体の木駒の話を知っていた近所の智者が残りの99体の駒を作って100体としましたが、いつの間にかまた1匹が行方知れずになりました。今の三春駒はその99匹の子孫たちであり、それで遊ぶと健やかに成長し、子供のない人日に3粒の大豆をあげると子宝に恵まれると伝えられています。

↑この伝説は、戦後小学校の教科書にもとりあげられたことがあるそうで、
地元の人には良く知られています。


”駒”とは本来「上に乗せるもの」という意味なんですって。
将棋やチェスは盤の上に乗せるもの、弦楽器の駒は楽器の本体に乗せて弦を支えるもの、そしてこの駒は…
人間の上に乗せるものではなくって、人間を乗せるもの。
う〜ん、何の上に乗せるものなんでしょう???

ご存知の方がいらっしゃったら、おしえてくださいませ〜

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