2016年9月16日金曜日

小さい秋みつけた

《備後屋》は9月17日(土)、18日(日)、19日(月)と
三連休となります。

どうぞよろしくお願いいたします。

まだ残暑が続きますが、朝晩は涼しく秋を感じる今日この頃です。

秋色の何かがないかと《備後屋》店内をウロウロしていたら、
裂き織りの巾着を発見。

裂き織りというのは、古布を裂いて糸状二したものを、
織り機で織り上げたものです。





ため息が出るほど美しい色合い。



そしてこの裂き織りの信州の作り手さんが、
毎年自家製の無花果(いちじく)を送ってくださいます。
小ぶりのかわいらしい無花果です。
今年のは、ちょっと硬くて甘みも少ないとのことで、
お勧め通りにコンポートを作りました。

皮をむいて

普通はグラニュー糖なのですが、私は三温糖がまろやかで好きなので、
三温糖をたっぷり入れます。

赤ワインでグツグツ30分くらい煮たら、
レモン汁を入れて、出来上がりです。
簡単すぎ!

 保存瓶に入れて冷蔵庫で保存。
甘酸っぱくて柔らかくて、とても美味しくできました。


そして、

夏の間は、浴衣ばかりで、どうしても着る勇気のなかった着物。
先日お茶事があり、やっと着ることができました。

千葉県のかづさ紬、シルクウールでシワになりにくく、ドライクリーニングOK!
モアレ風ぼかしが綺麗です。
帯は伊勢崎の夏帯、薄紫。

そして、祖母の残してくれた堆朱の帯留めがポイント。
堆朱とは、漆を何層にも重ねて作ったもの。
なんでもない無地の帯がワンランクアップした感じで、
嬉しくて自慢したくなりました。





今年◯十年ぶりに始めたお茶のお稽古。
若い時には観じることができなかった、この奥深く渋い、
本当に豊かな世界観。
尋常じゃない足のしびれに耐えながらも、
大人な時間を愉しんでいます。

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