《備後屋》は9月17日(土)、18日(日)、19日(月)と
三連休となります。
どうぞよろしくお願いいたします。
まだ残暑が続きますが、朝晩は涼しく秋を感じる今日この頃です。
秋色の何かがないかと《備後屋》店内をウロウロしていたら、
裂き織りの巾着を発見。
裂き織りというのは、古布を裂いて糸状二したものを、
織り機で織り上げたものです。
ため息が出るほど美しい色合い。
そしてこの裂き織りの信州の作り手さんが、
毎年自家製の無花果(いちじく)を送ってくださいます。
小ぶりのかわいらしい無花果です。
今年のは、ちょっと硬くて甘みも少ないとのことで、
お勧め通りにコンポートを作りました。
皮をむいて
普通はグラニュー糖なのですが、私は三温糖がまろやかで好きなので、
三温糖をたっぷり入れます。
赤ワインでグツグツ30分くらい煮たら、
レモン汁を入れて、出来上がりです。
簡単すぎ!
保存瓶に入れて冷蔵庫で保存。
甘酸っぱくて柔らかくて、とても美味しくできました。
そして、
夏の間は、浴衣ばかりで、どうしても着る勇気のなかった着物。
先日お茶事があり、やっと着ることができました。
千葉県のかづさ紬、シルクウールでシワになりにくく、ドライクリーニングOK!
モアレ風ぼかしが綺麗です。
帯は伊勢崎の夏帯、薄紫。
そして、祖母の残してくれた堆朱の帯留めがポイント。
堆朱とは、漆を何層にも重ねて作ったもの。
なんでもない無地の帯がワンランクアップした感じで、
嬉しくて自慢したくなりました。
今年◯十年ぶりに始めたお茶のお稽古。
若い時には観じることができなかった、この奥深く渋い、
本当に豊かな世界観。
尋常じゃない足のしびれに耐えながらも、
大人な時間を愉しんでいます。
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