NHK Eテレで放映されている、趣味どきっ!
”私の好きな民藝”をご覧になったというお客様が《備後屋》に
沢山ご来店くださっています。
私も第2回から毎回録画して、何度も繰り返し観ています。
鉄器、カゴやザル、家具、漆器、和紙、染織物、ガラス器、そして陶器。
紹介される全てが私にとっては子供の頃から身の回りにあり、
毎日のように使ってきた馴染み深いものたちで、
改めてその美しさに愛おしさを感じます。
そして改めて《備後屋》のセレクションはイケてる!と、
手前味噌ながら感心するのです。
趣味どきっ!の第8回目で沖縄の久高民藝店の店主の方が紹介されていた
金城次郎さんの作品も《備後屋》にはあります。
番組の中や、テキストで、民藝店主さんや陶芸家などの多くの方達が、
民藝を始めるきっかけになったものとして、
”金城次郎さんの作品に出会ったこと”と言っています。
沖縄の陶工の第一人者で、その類稀なる才能を
民藝運動の創始者柳宗悦先生や濱田庄司先生に認められ、
沖縄では初めて人間国宝になった次郎さん。
その誰にも真似のできない力強い作風は、圧倒的な存在感で、
今も異彩を放っています。
人間国宝とはいえ、やはり使ってこその民藝です。
我が家では、普段使いに毎日の食卓で次郎さんの器を使っています。
考えたら、とても贅沢ですね。
《備後屋》店主が約40年前に次郎さんを訪ねた時の写真もあります。
芹沢銈介先生の”壺屋の窓”も飾ってありますよ。
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