2018年10月6日土曜日

五十嵐元次さんの土鍋

先日、福島県会津の五十嵐元次さんご夫婦が《備後屋》にご来店くださいました。

1978年に会津若松市に築窯。2002年に現在の会津美里町に工房を作られ、
ずっとご夫婦二人三脚でやってこられました。
数年前まで奥様は学校で美術を教えながら、工房でもお手伝いされていたのですが、
今は工房でのお仕事に専念されています。

実は、五十嵐さんは今年5月に誤って電動ノコギリで小指を切断してしまいましたが、幸いすぐに病院で縫合してもらい、くっつけることはできたそうです。しかし今夏はいつも通りには制作ができなかったそうで、今も感覚が完全には戻っていないとのことですが、だんだん普段に近くなってきているそうです。

笑顔が素晴らしい五十嵐さんご夫妻




今まで、ブログやFBで何度も青磁や白磁のお皿やお湯呑はご紹介して来ましたが、
昨冬に届いた五十嵐さんの土鍋がとてもとても素敵なので、ずっとご紹介したいと思っていました。
しかし、土鍋は全て一点ものなので、私がその土鍋を使ってお料理を作って画像を載せることもできず、どうしようかなぁと思っていたところに、
思いがけず奥様とお話をさせて頂き、
奥様の作った土鍋料理のお写真を送っていただくことができました。

どれも美味しそうだし、とってもオシャレ!
このまま食卓で使わなくてはもったいない。
お友達に自慢したくなる土鍋です。
お料理上級者の方にはもちろんのこと、初級者の方でも3割り増しで(勝手に決めてる)
美味しく見た目も素敵にでき上がります。

五十嵐さんの奥様も最初は、直接火にかけても大丈夫なのかしら?と
心配されたそうですが、これは特別な土を使っているので大丈夫なのです。
オーブンに入れてキャセロールとしても大活躍しそうですね。

 土鍋で炊いたご飯は格別です。

茹で大豆

 大豆とベーコンのトマト煮込み

リゾット風野菜スープ

煮込みうどん









普通の土鍋は、型で抜きますので、どれも同じ形ですが、
五十嵐さんの土鍋は、
ひとつひとつ轆轤(ろくろ)を使って作っていますので、
二つとして同じものがないのです。
そして、色もとても綺麗で、形もすごく愛らしい。

やっぱり、私もひとつ欲しいわ〜!

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