2018年10月14日日曜日

土鍋入荷

いや〜、やっと秋らしい心地の良い季節がやってきました。
そんな日に食べたくなるのは、やっぱり鍋物ですね。

前回は会津の五十嵐さんの土鍋をご紹介しましたが、今回は三重県伊賀市丸柱で作られている伊賀焼の土鍋が入荷しましたのでご案内いたします。

伊賀の地は、太古の昔、琵琶湖の湖底でした。
その地層から採れる陶土は耐火度が高く、江戸時代より直火の土鍋、行平、土瓶などがこの地で作られてきました。伊賀陶土は中に炭化した植物を多く含んんでいるため、焼成すると多孔性の素地になります。そのため土鍋本体がしっかりと熱を蓄えて食材の芯までじっくりと火を通し旨味を逃さず美味しい料理に仕上げます。

そうなんですね!
昔からこの地で土鍋が沢山作られているには意味があるのです。
土地に根ざす普段使いの美しいもの、民藝の真骨頂と言っても過言ではないでしょう。
ひとつひとつ型で抜いて形成されますので、安定した使いやすい形になっています。

釉薬は黄瀬戸と飴の2種類、
大きさは大・中・小の3サイズです。






 我が家でも、鍋物にはもちろん、ポトフやシチューやカレー、煮込み料理、
お正月の黒豆作り、と大活躍しています。


小は、湯豆腐や鍋焼きうどんにピッタリです。

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