2022年6月23日木曜日

かづさ紬と芹沢銈介と三友

月曜日の東京は梅雨時の晴れ間でとても暑い日でしたが、着物を着てお茶のお稽古に行きました。今回は「5名揃えば花月の三友之式をやります」とのことで、なんとかギリギリセーフでお約束の時間に間に合い、三友のお稽古に参加させていただきました。

今回の着物はかづさ紬のシルクウール涼し織に、
祖母がよく着けていた芹沢銈介の木綿の型染め帯。
何十年も箪笥に眠っていたこの帯を見つけた時は、ちょっと地味かなぁと思っていましたが、今回この絣の着物と合わせたのは大正解、とてもしっくりと纏まりました。そして、草花をあしらった柄は三友のお稽古にもピッタリでした。
(本当は茶道では紬はNGなのですが私は紬ばかり)

三友は”花寄せ”・”香を聞く”・”お茶をたてる”の三つを一連で行います。花月とは、月・花・一・二・三の花月札と折据を使って、札を引き役割を決めていくお点前です。

床の間に用意された5つの花器に5人がそれぞれお花を入れていきます。

とっても可憐な季節のお花たち








花寄せのお花は、金糸梅と鉄線、ホトトギスと姫ひまわり、宗旦木槿、半夏生とムラサキツユクサ、額紫陽花

お香のセット
銀葉はさみが面白い形

正客が香のお点前をし、正客から順番に香聞きをします。
優美なお香の香りが体全体に伝わり優雅な気持ちになります。



半夏生とムラサキツユクサ。
草花にとても疎いわたし。
先生はもちろんのこと、他のお弟子さんたちも草花を育てて、皆さん知識が豊富でいつも感心します。
そんな私でも1回で覚えた半夏生。
半夏生は半化粧・片白草など色々な呼び名があります。
上の方の葉っぱがペンキを塗ったように白くなるのが面白い。
また、夏至から数えて11日目頃(だいたい7月2日)を半夏生と呼びます。
一年のちょうど真ん中の日でもあります。

草花やお道具を愛でて、お湯の沸く音や水の落ちる音を聞き、お香を嗅ぎ、お茶やお菓子を味わい、暑さ寒さを皮膚で感じる。
五感全てで季節を愉しむお茶の世界。

着物は暑いし、歩きにくいし、正座は辛い。
でも着物を着てお茶のお稽古に行く。
やっぱりそれは楽しいのです。




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